猫がトイレで鳴くのはなぜ?理由と対処法、病気について解説!
こんにちは!猫ブログのようへいです
この記事では
- 「猫がトイレで鳴く理由は?」
- 「対処法と考えられる病気について知りたい」
- 「トイレ前と後で鳴くのはどんな違いがあるの?」
- 「トイレから出たり入ったり、出ないで鳴いたり、なにか意味があるの?」
これらの悩みについて「全て」わかりやすく解説しています
僕も猫と暮らして10年以上経ちますが、同じ悩みに何度も悩まされました、、、
今回はそんな経験をした僕だからこそわかる!
理由や対処法についてわかりやすく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください!
[chat face=”1-7-7.jpg” name=”ようへい” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]それじゃあ、一緒に見ていこう![/chat]
猫がトイレで鳴く4つの理由
1 トイレハイ
[box05 title=”トイレハイってなに?”]猫がトイレ後に突然興奮して元気に走り回ったりする行動のこと。猫によく見られる行動のひとつで、詳しい原因はいまだにわかっていない[/box05]
他にもトイレハイは大きな声で鳴く様子もしばしば見られることがありますが
トイレハイが原因の場合は特に問題ないので、安心しましょう
2 トイレに不満がある
トイレに不満がある場合は主に次の3つが考えられます
- トイレが汚れている
- 場所が気に入らない
- トイレ・猫砂が好みじゃない
それぞれへの対処法はこんな感じです
- トイレを常に清潔にする
- 静かな場所に移す
- トイレと猫砂を変える
ちなみにトイレと猫砂に関してはさまざまな研究により以下のことがわかってます
- トイレは幅50cm前後の大きいものが好まれる
- 猫砂は鉱物系の砂が好まれる
トイレを清潔にして静かな場所に移しても鳴き声が収まらないときは
トイレと猫砂を変えることをおすすめします
猫はトイレを我慢するようになると泌尿器系の病気になりやすいので注意しましょう
対処法でおすすめの猫トイレと猫砂について書いているので見てみてください
3 飼い主さんにトイレの報告をしている
猫がトイレをした報告をするとき、以下の3つの理由が考えられます
- 安心感のため
- 自分の行動を知らせるため
- 成功の喜び
これらは飼い主さんとコミュニケーションを取っているか、猫本来の本能的なものなので見守ってあげましょう
猫に健康上の問題があるわけではないので安心してください
4 病気の可能性
猫が排泄時に鳴く理由として病気があげられますが、症状は以下のとおりです
- 排泄時に痛みがある
- うまく排泄できず不快感がある
- 排泄後に残尿感、残便感がある
この場合すでに病気が潜んでいる可能性があります
異変を感じたらすぐ動物病院を受診しましょう
トイレで鳴くときの2つの対処法
1 トイレまわりの環境を整える
まず飼い主さんが今すぐできる対処法としてトイレまわりの環境を整えることから始めましょう
ポイントは3つあります▼
- 静かな場所に置かれているか
- 大きいトイレと十分な猫砂が用意されているか
- トイレとそのまわりは清潔に保たれているか
①〜③の順番でちゃんとできているか確認しましょう
おすすめの猫トイレについてはこちらの記事で書いています▼
またおすすめの猫砂についてもこちらの記事で詳しく書いているので、ぜひご覧ください▼
2 動物病院を受診する
トイレまわりの環境を整えても鳴き声が改善されない場合は病院へ行きましょう
病気の可能性を視野に心がまえをしておくことも大切です
またこのとき、実際に猫が鳴いている動画があれば獣医さんも助かります
症状が見られたらスマホで撮影しておきましょう
[chat face=”1-7-7.jpg” name=”ようへい” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]口での説明と実際に症状が見れるのとでは、診察結果が変わることもあるからね[/chat]
考えられる6つの病気
猫がトイレで鳴くときに考えられる病気は主に泌尿器系の病気です
泌尿器のなかで膀胱から尿道にかけてを下部尿路といい、膀胱炎や尿路結石をまとめた総称を猫下部尿路疾患(FLUTD)と言います
トイレで鳴くときは猫下部尿路疾患の可能性があり、以下の病気が考えられます
1 膀胱炎
猫の膀胱炎は
- ストレス
- 細菌感染
- 尿道閉塞・尿路結石
この3つが主な原因として考えられます
膀胱炎になるとオシッコをしても残尿感があるため、頻繁にトイレに行くようになります
またオシッコをするときに痛みを伴うこともあるので、痛みが原因で泣くこともあります
2 尿道閉塞
尿道閉塞は何らかの原因で尿道が詰まり、尿を排出できなくなる病気のことです
オス猫はメス猫に比べて尿道が細いため尿道閉塞になりやすい傾向があります
- トイレの前後で鳴く
- トイレに行くけどオシッコが出ない
これらの症状が見られた場合は尿道閉塞の可能性がありますので、注意しましょう
3 尿路結石
尿路結石は尿管や膀胱、尿道に結晶や結石ができる病気のことです
そもそも猫はあまり水を飲まない生き物なので濃い尿を排泄しやすく、結晶や結石が詰まりやすくなります
結晶や結石が詰まることで尿路結石を引き起こすだけでなく、尿が排泄されないので毒素がたまり尿毒症になるリスクもあります
- 栄養バランスの偏り
- 水分不足
が原因になることが多く、それぞれに合った治療をすることが大切です
4 尿道炎
尿道炎は尿道に炎症が起きる病気のことです
症状は次の4つが見られます
- 頻繁にトイレに行くが尿が少ししか出ない
- 不自然な姿勢でおしっこする
- トイレで痛がり鳴く
- 血尿が見られる
原因は細菌感染や結石、ストレス、食生活などさまざまですが
尿道炎を放置すると尿が完全に排出されなくなり、命に関わります
早めの動物病院を受診することがなにより大切です
5 便秘
便秘とはウンチを十分かつ快適に出しきれない状態のことを言います
便秘は我慢すればするほどウンチから水分を吸収する時間が長くなるため、よりウンチが硬くなるという悪循環に陥ります
便秘の症状は次の7つ▼
- 排便回数の減少
- 力んでいるのに便が出ない
- トイレで長時間過ごす
- 硬くて乾燥した便をする
- 苦しそうに鳴く
- お腹の張りや不快感
- 食欲低下
原因は栄養バランスや水分不足、トイレ環境が良くないなどさまざまです
フードは総合栄養食で原材料やライフステージがしっかりと考えられているものを選ぶようにしましょう
病気が心配の飼い主さんにおすすめのキャットフードはこちらの記事で解説しています▼
6 関節の痛み
高齢猫の80%は関節炎を患うという研究があるように、排泄時に関節の痛みがあるため鳴く猫ちゃんもいます
関節炎は大きな病気ではありませんが、猫の生活の質(QOL)を著しく低下させる病気です
いつもと違う不自然な体勢で排泄していないか、よく確認するようにしましょう
猫の泌尿器系の病気を予防する方法
1 水分の摂取量を増やす
猫の泌尿器系の病気の予防には水分の摂取量を増やすことが大切です
自動給水器をつかって常に新鮮な水が与えられるようにするのがおすすめです
[chat face=”1-7-7.jpg” name=”ようへい” align=”left” border=”gray” bg=”gray” style=”maru”]僕たち人間も1日中放置されたコップの水を飲みたくないですよね•••[/chat]
2 ウェットフードをトッピングする
泌尿器系の病気を予防したい場合は普段のドライフードにウェットフードをトッピングすることをおすすめします
本来、猫の祖先は獲物から水分を摂取していたので食事から水分を摂ることが最も効果的です
またウェットフードから水分を摂取することで多くのメリットもあります
- さまざまな病気の予防につながる
- 消化がしやすい
- 肥満になりにくい
- 香りが立ちやすいので嗜好性が高い
猫ブログおすすめのウェットフードはこちらになります▼