バーミーズってどんな猫?性格や特徴、里親について解説します!
「バーミーズ」の歴史
1930年アメリカの精神科医であるトンプソン博士が、ミャンマーから茶色のメス猫を持ち帰り「ウォンマウ」と名付けました。
博士はウォンマウとサイアミーズを交配させ、さらに子猫が成長後に交配させることでセピア色(茶系)の美しい猫が誕生したのです。
この猫を元にサイアミーズやアメリカンショートヘアなどとかけ合わせ、改良することで生まれたのがバーミーズです。
1936年にCFAで品種として公認されたよ!
「バーミーズ」の特徴
バーミーズの特徴は
- 筋肉質なカラダ
- ツヤツヤした美しい被毛
- 小さい鳴き声
体型はコビータイプなので体が小さいわりに筋肉は発達しています。ツヤツヤした被毛も美しいのが人気な理由です。
「バーミーズ」の性格
鳴き声が小さく、静かなことから「慈悲深い猫」といわれています。また賢くおだやかな性格をしているので飼いやすい猫としても人気があり、初めて猫を飼う人にもおすすめです。
しかし賢いバーミーズですが実は甘えん坊な一面もあります。近くに寄ってきたときは心地よい程度になでてあげると喜びますよ。
「バーミーズ」の大きさ・体重
大きさ
- 体長(首〜尾の付け根):40~50cm
- 全長:80-90cm
体重
- オス:3~5.5kg
- メス:3~5kg
猫は犬のように大型・小型といった違いがないので、大きさ・重さに差がないのが猫の特徴だね!
「バーミーズ」の被毛
バーミーズは短毛種のみで長毛種はいません。
カラーは
- セーブル
- シャンパン
- ブルー
- プラチナ
がありますが
パターンは
- シェーディング(毛色がじんわりと変わっていく色合いのこと)
のみとなっています。
「バーミーズ」の寿命
バーミーズの寿命は13~15歳とされています。純血種の寿命は混血種(雑種)と比べると短くなる傾向がありますが、バーミーズは平均的な長さです。
また寿命には飼育環境が大きく影響します。キャットフードは総合栄養食できちんと栄養バランスの摂れたものを選ぶようにしましょう。
「バーミーズ」を飼える場所
バーミーズがお迎えできる場所は
- ペットショップ
- ブリーダー
- 里親
などさまざまですが、個人的なおすすめは里親制度を利用することです。
里親制度のメリットは以下の3点が挙げられます
- 価格の安さ
- 人慣れしてるため飼いやすい
- 自分に合った子を見つけられる
猫の里親制度の記事に関してはこちらで詳しく飼いていますので、ぜひご覧ください
「バーミーズ」を飼うときの2つのポイント
1 運動量が少ない
バーミーズは筋肉質でがっしりしているわりに、運動量が少ないことで知られています。
飼い主さんが一緒に遊んであげることが一番ですが時間のない方もいると思うので、キャットタワーやオモチャをつかうことでひとりでも遊べる部屋を作ってあげましょう。
2 寒さに弱い
バーミーズの先祖は暖かい地域で生まれているため寒さには弱い体質です。冬は暖房をつけることで室温を一定に保つようにしましょう。
また冬だけでなく夏も室温に気遣ってあげることで熱中症や脱水症などの病気の予防につながります。
室温は25°前後をキープしてあげるのがおすすめです!
「バーミーズ」のかかりやすい病気
バーミーズは遺伝的にシャムの血を引いているため目の病気にかかりやすいと言われます。
中でも次の2つには気をつけましょう
1 緑内障
緑内障はかんたんに説明すると目に水が溜まりすぎることで眼圧が上がる病気のことです。原因にもよりますが発症したらほぼ治りません。
治療は点眼薬で眼圧を下げるのが一般的になりますが、状態によっては外科手術を行うこともあります。
2 流涙症(りゅうるいしょう)
涙が止まらず常に出ている病気のことです。目のまわりの毛の変色、皮膚が痒くなることで目をかいてしまい他の病気を引き起こす可能性もあります。
またすでに他の病気にかかっている可能性もあるので、異変を感じたらすぐ病院へ連れていきましょう。
まとめ
今回の記事では「バーミーズ」という猫種についてまとめました!
他に知りたいことや質問等がありましたら、気軽にお問い合わせください。
ありがとうございましたっ!