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シャルトリューってどんな猫?性格や特徴、好かれるワケは?

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「シャルトリュー」の歴史

シャルトリューはフランス生まれの微笑み猫と呼ばれています。

起源はハッキリしていませんが500年前にシリアや地中海沿岸の土着猫が、商人によってフランスに持ち込まれたのが始まりとされています。フランスではネズミ捕りをする「ワーキング・キャット」として広まり、被毛は優秀な毛皮としても知られています。

第二次世界大戦では絶滅の危機にひんしましたが、フランス・ブルターニュに住むレジェ姉妹が数匹を保護したことで存続しました。

ようへい
ようへい

1960年代後半にアメリカにわたって世界的に知られるようになって、1987年CFAで品種として公認されたよ

「シャルトリュー」の特徴

シャルトリューの特徴は

  • つねに微笑んでるように見える
  • 美しいブルーの被毛
  • 鳴き声が小さい
  • ニックネームがたくさんある

また後ろ足で立つことが得意で前足を使って手まねきする仕草から「ベア・キャット(クマのような猫)」という愛称もつけられています。

ほかにも

  • フランスの笑う猫
  • 修道院の猫
  • 犬のような猫

などさまざまなニックネームがあり世界中で愛されています。

「シャルトリュー」の性格

シャルトリューは頭がよくおっとりしていて犬のように従順な性格として知られています

鳴き声も小さくかわいらしく鳴くので、とても愛らしい猫です。また甘えんぼうな一面もありコミュニケーションが取りやすいので子どもと仲良くできます。

「シャルトリュー」の大きさ・体重

大きさ

  • 体長(首〜尾の付け根):40~50cm
  • 全長:80-100cm

体重

  • オス:4~6.5kg
  • メス:3~5kg

猫は犬のように大型・小型がないのでサイズにそこまで違いはありませんが、他の猫種とくらべるとやや大きく、すこし重いくらいです。

「シャルトリュー」の被毛

シャルトリューの被毛は高密度で暖かく、水をはじく性質があるので優秀な毛皮として知られています。

被毛の特徴は少なく

  • 短毛種のみ
  • カラーはブルーのみ
  • パターンも単色のみ

とシンプルな毛色になっています。

「シャルトリュー」の寿命

シャルトリューの寿命は12〜15歳といわれていて、いわゆる平均的な長さです。

純血種は混血種にくらべて寿命が短いことで知られていますが、近年ペットフードの品質向上により年々寿命が延びています。

数年〜数十年後には今よりさらに品質が上がり、猫ちゃんの寿命が延びることが予測されます。

ようへい
ようへい

寿命が延びれば猫ちゃんといれる時間が長くなるから、最高だね!

「シャルトリュー」をお迎えできる場所

シャルトリューは

  • ペットショップ
  • ブリーダー
  • 里親

を利用してお迎えすることができます。

個人的なおすすめは里親です。

理由は

  • 値段の安いこと
  • 初心者に向いていること

などさまざまです。

「シャルトリュー」を飼うときのポイント

1肥満

シャルトリューは太りやすい猫種としても知られています。もともとの体型がモチモチしているため、体重の管理が難しいです。

フードは記載されている量を守り、おやつはコミュニケーションのひとつとして使うことが大切です。

2 運動をさせる

ワーキング・キャットとして活躍していたシャルトリューは運動が大好きです。

  • キャットタワーを置く
  • おもちゃをつかって一緒に遊んであげる

などして遊べる環境を整えてあげましょう。遊ぶ時間が中々とれない人はキャットタワーがおすすめです。

3 ブラッシングをする

短毛種は長毛種にくらべ毛が絡まりにくいのですがシャルトリューは少し違います。

短毛種ですが高密度で暖かい毛質のためブラッシングが大切な猫種です。短毛種に合ったブラシをつかうことで病気を防ぐことにつながるので、シャリュトリューに合うブラシを使うようにしましょう。

「シャルトリュー」のかかりやすい病気

1 多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)

腎臓に多くの嚢胞(のうほう:水のはいった袋)ができ、腎臓のはたらきが低下する病気です。

遺伝性疾患としても知られていて初期には気づきにくいですが

  • 多飲多尿
  • 脱水
  • 嘔吐

といった症状が見られるようになります。

完治することはできませんが進行を遅らせることはできます。

2 尿石症

尿石症とは尿路に結晶や結石がつくられる病気のことです。

原因はpHバランスが酸性またはアルカリ性に傾くことで起こり、主な要因は肥満があげられます。シャルトリューは肥満猫としても有名なので、フードの与えすぎには気をつけましょう。

3 熱中症

保温効果のある熱がこもりやすい被毛をしているため熱中症には気をつけましょう。

  • フラフラしている
  • 呼吸が荒い

これらの症状は熱中症の疑いがあります。

またヒドイときは

  • 呼吸困難
  • けいれん

を起こし命に関わるので、夏の暑い時期は特に注意しましょう。

4 皮膚病

シャルトリューの被毛は保温効果があるので皮脂がでやすく汚れやすいです。

皮膚に問題が起こると

  • かゆみ
  • 発疹
  • 悪臭

といったさまざまな症状を引き起こします。

治療法はアレルギーや細菌感染など原因によって投薬治療が行われます。かからないに越したことはないので、気をつけましょう。

プロフィール
ようへい
ようへい
猫ブロガー
こんにちは!猫ブログのようへいです。

小さい頃から猫と暮らしてきた超猫好き。22歳でブログを開設しました。ねこ検定上級取得。
僕が猫と暮らしてきて学んだこと、資格の知識を活かして記事を書いています。

モットーは「すべての猫と家族が幸せに暮らせること」です。
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